Surflyセッションにおけるユーザー/セッション/役割の種類について

Surflyセッションにおけるユーザー/セッション/役割の種類について

Surflyでは、製品の利用方法に応じて以下のように参加ユーザーの役割やセッションの種類を呼び分けています。

セッションの種類

アウトバウンド

オペレーターが他の参加者を招待してコブラウジングを開始するセッションのことを指します。
オペレーターがコブラウジングを行う際にダッシュボード上で随時セッションを作成し、他の参加者へセッションURLを連絡します。

インバウンド

一般ユーザーがオペレーターを呼び出してコブラウジングを開始するセッションのことを指します。
主にカスタマーサポートなどでの使用を想定したセッションです。
事前にSurfly呼び出し用のコードが埋め込まれたWebページで、カスタマーがサポートボタンを押下するなどしてSurflyを呼び出し、オペレーターがダッシュボードから応答することでセッションを行います。

スペース

コブラウジングなどのセッションを行えるスペースを事前に作成し、オペレーターが他の参加者を都度招待して行うセッションのことを指します。
詳細はスペース機能マニュアルをご参照ください。

セッション内での役割

参加ユーザー

Surflyセッションに参加しているユーザー全般について、ダッシュボード上もしくはマニュアルで「参加者」「ユーザー」「参加ユーザー」などで表記しています。
特に、Surflyアカウントを持っている参加ユーザーに関しては「オペレーター」と呼んでいます。

参加ユーザーは、他の人が共有したコンテンツを(マスキングされた箇所以外)見ることが可能です。その他、オプション設定に応じて、アノテーションを入れたり、ビデオチャットやテキストチャットを行ったり、セッションから退出するなどの操作を行うことができます。

ホスト

一般的には、セッションに最初に参加したユーザーがホストになります。
ホストは、セッション内で共有されているコンテンツそのものではなく、セッション全体をコントロールする役割を担います。
具体的には、アクティブタブの切り替え、プレゼンターモード/ハドルモードの切り替え、画面サイズの切り替えなどのなどの権限を持ちます。

タブオーナー

タブオーナーは、参加者がセッション内でタブを開いてコンテンツを共有した際に、その自分の開いたタブのタブオーナーとなります。
  1. タブ内でコブラウズしているWEBページの操作権を持ちます。
  2. タブのレンダリングはタブオーナーのネイティブブラウザで行われ、その後は、DOMアップデートの内容が他の参加者に共有されます。
  3. Cookieはタブオーナーのデバイスにのみ保存されます。
  4. 複数のタブのオーナーとなっている場合、自分のタブのいずれかがホストから表示対象に指定されている間は、それらのタブの間を自由に移動することが可能になります。
  5. マスキング対象フィールドは、タブオーナーからは参照可能です。それ以外のユーザーにはマスクされた状態で表示されます。
※アクティブなタブのタブオーナーがセッションから退出すると、そのユーザーがオーナーとなっているタブはすべて自動的にインアクティブになります。


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