S3スクリーンショット機能では、指定した間隔で自動、もしくはペンを描画したタイミングでスクリーンショットを取得し、S3ログバケットに保存することが可能です。
この機能はインバウンドセッションでのみ利用可能で、取得できるスクリーンショットはオペレーター側のものとなります。複数のオペレーターがセッションに参加している場合には、最初に参加したオペレーターの画面のスクリーンショットが取得できます。
この機能を有効にした場合、オペレーターは必ずデスクトップ端末のGoogle Chromeから参加する必要があります。他のブラウザやモバイル端末からはセッションの参加自体ができなくなりますのでご注意ください。
ダッシュボードオプションの設定方法
S3スクリーンショット機能利用のための詳しい設定方法については、
こちらをご参照ください。
必ず、オプション[セッション機能]-[use_webrtc_for_screenshots:]が有効になっていることをご確認ください。
S3バケット側の設定
ダッシュボードで指定したS3バケットについて、設定ページから「アクセス許可」の項目を選択し、「Cross-Origin Resource Sharing (CORS)」に以下の設定を記述してください。
- [
- {
- "AllowedHeaders": [
- "*"
- ],
- "AllowedMethods": [
- "PUT",
- "POST",
- "GET"
- ],
- "AllowedOrigins": [
- "*"
- ],
- "ExposeHeaders": [
- "x-amz-server-side-encryption"
- ],
- "MaxAgeSeconds": 3000
- }
- ]
S3スクリーンショットのご利用方法
- デスクトップ端末のGoogle Chromeからオペレーターがログインします。
- オペレーターがインバウンドセッションに参加すると、スクリーンショットモードが有効になっていることを知らせるモーダルが表示されるので、「開始」をクリックしてください。
- ブラウザで表示されるダイアログからChromeタブのセクションに移動してください。
- 「>>> このタブを選択してください <<<」と強調されているタブを選択してください。スクリーンショットの取得が開始されます。
スクリーンショットの保存先について
- すべてのスクリーンショットは、Surflyのダッシュボードオプション([セッション機能]-[s3_screenshots_bucket:])で指定したS3バケットの中に保存されます。
- スクリーンショットはセッションIDごとに別のフォルダに保存されます。そのため、一つのセッション内のスクリーンショットはすべて同じフォルダに保存されています。
- 自動スクリーンショットで取得したファイルは、セッションIDのフォルダ下にすべて保存され、ペン描画時のスクリーンショットはすべて"annotations"フォルダ下に保存されます。
- S3バケット内のファイルの管理はご自身で行ってください。多くのスクリーンショットを保存する場合には使用可能なバケットの容量を超過する恐れがありますので、ご注意ください。