■クライアントがGoogle Chrome、Mozilla Firefox、Microsoft Edgeをご利用の場合
Surflyのインバウンドセッションでは通常、元のURLのページの上にセッション内容を被せる形で表示を行っております。
そのため、インバウンドセッションを開始したユーザーからの見た目上は、セッションを開始してもURLは変わらず同じタブの中でセッションが開始されているように見えます。
Surflyでこのような挙動の通常インバウンドセッションを行うには、セッションを開始するブラウザがサードパーティCookieを許可している必要があります。
弊社で確認した限り、Google Chrome、Mozilla Firefox、Microsoft Edgeでは上述の挙動となりました。
※2022年7月時点の情報です。
ブラウザの設定でサードパーティCookieを禁止している場合(Google Chromeではシークレットウィンドウを利用時にデフォルトでサードパーティCookieを禁止しています)、新しいタブを開いてセッションを開始する挙動となります。その際、URLにはアウトバウンドセッションと同様に通常のセッションURLが使用されます。
■クライアントがSafariをご利用の場合
Appleの標準ブラウザであるSafariは、サードパーティCookieがデフォルトでブロックされる仕様となっています。
そのためSafariブラウザに限り、Surflyでは通常のインバウンドセッションを行えるような回避策が取られます。
※デスクトップ端末・モバイル端末の両方で同様の動きとなります。
クライアントがSafariで初めてインバウンドセッションに参加しようとすると、以下のような動きとなります。
1. 通常の手順でインバウンドセッションを開始し、確認画面で「接続」を選択する
2. 新しいタブが開かれ、設定が完了すると「安全なコブラウジングセッションがセットアップされました!」という文章が表示されます。
3. 「続ける」ボタンを押下するとこのタブが自動でクローズし、元のタブでインバウンドセッションが始まります。これで他のブラウザと同様のインバウンドセッションが可能になります。
※次回以降インバウンドセッションを開始する際には、他のブラウザと同様にすぐにセッションを開始することが可能です。[一般]-[session_start_confirmation:]の設定もダッシュボードの値が反映されます。
※本情報は2022年7月時点のものとなります。Google Chromeでは将来的にサードパーティCookie廃止を予定している他、今後他のブラウザでもサードパーティCookieがデフォルトでブロックされる可能性があります。