Surflyセッションでは、コブラウジングをしながらビデオチャットを行うことができます。
ビデオチャットをご利用の前に
通信環境については、
製品概要ページの「2 Surflyの動作要件」をご確認ください。
また、ビデオチャットをご利用の際にはブラウザや端末側でカメラやマイクの利用が許可されていることをご確認ください。ブラウザや端末側に起因するビデオチャットの問題はサポート対象外となります。詳しくは
こちらをご参照ください。
また、オプション[インターフェース]-[videochat_enabled:]が有効になっていることを必ずご確認ください。本オプションは初期値で有効です。
ビデオチャットの仕組み
Surflyのビデオチャットは、デフォルトでWebRTCを使用しています。サーバーを介さず、参加者の端末同士で直接通信を行うP2P方式のため、ビデオの遅延を最小限に抑え、リアルタイムに近いコミュニケーションを可能にしています。また、暗号化されたデータをやり取りするため、よりセキュアなセッションが実現できます。
ビデオチャットの録画機能を利用する場合や、参加者が5人以上のビデオチャットで品質を低下させたくない場合には、オプション[セッション機能]-[p2p_videochat_enabled:]を無効にしてください。サーバーを介して通信を行うRoutedモードが有効になります
。詳しくはこちらをご参照ください。
また、セッション内で一度開始したビデオチャットを終了することはできませんが、カメラやマイクは参加者が適宜オフにすることができます。ビデオチャットを終了するにはセッション自体の終了が必要となります。
ビデオチャットの利用方法
※ここでの利用手順は、ダッシュボードオプションの設定がすべて初期値の状態の時の手順となります。
- セッションに参加後、ビデオチャットを利用したいユーザーが操作パネルから「ビデオチャットを開始する」アイコンを選択します。
- ビデオチャットの設定画面が表示されます。マイクやカメラは自動で選択されていますが、必要な場合にはマイクやカメラをを指定し、カメラやマイクのオンオフを確認したうえで「開始」ボタンを選択すると、全参加者に対してビデオチャットが開始されます。この時に「取り消し」を選択すると、ビデオチャットは開始されません。
- ビデオチャットが開始され、他の参加者にもビデオチャットの設定画面が表示されます。同様にマイクやカメラの設定を行い「開始」ボタンを選択します。マイクやカメラを無効にしたい場合には「取り消し」を選択します。
- ビデオチャットを開始後は、ビデオチャットウィンドウ内でマイクとカメラのオンオフが可能の他、再度設定画面を表示することもできます。
ダッシュボードオプション[セッション機能] - [videochat_enhancements_enabled:]を有効にすると、ビデオチャット時の解像度の指定や背景の変更が可能になります。
ビデオチャットを一度開始すると、セッション継続中は終了することはできません。
フローティングモードと全画面モード
Surflyのビデオチャットには、フローティングモードと全画面モードがあります。ビデオチャット開始時にはフローティングモードになっています。全画面モードに切り替えるには、操作権のあるユーザーが右下にある「全画面表示にする」を選択します。すると、参加者全員のビデオチャットが全画面モードに切り替わります。
フローティングモード:コブラウジングを行いながらビデオチャットが行えます。Webページの内容を共有しながらコミュニケーションを行いたい際にはこのモードを使用します。3人以上がビデオチャットを使用している場合、自分以外で最後に発言を行ったユーザーがメインウィンドウに表示されます。自分のビデオは常に右下に表示されます。フローティングモードのビデオウィンドウはスワイプして場所を移動させることが可能です。
※チャットパネルが開かれている場合は、パネル内にビデオウィンドウが表示されます。
全画面モード:参加者全員のビデオチャットを大きなサイズで表示します。全画面モードではコブラウジングの内容を見ることはできません。
画面下部のアイコンで、以下の操作が可能です:
- マイクのON/OFF切り替え
- カメラのON/OFF切り替え
- 設定ダイアログの表示/非表示切り替え
- グリッドレイアウト(全員が表示された状態)/スポットライトレイアウト(参加者1名だけが表示された状態)の表示切替
- チャットウィンドウの表示/非表示切り替え
- 全画面表示を終了